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3月20日(見仏1日目) 東大寺/飛鳥園/興福寺
「桜の開花前であれば結構お徳に行けるわよ。」

と嫁さんが見つけてきた新幹線&ホテル素泊まりのツアーパックを使って3泊4日の奈良見仏へ。

もちろん旅行好きの嫁さんも連れて行かないとまずいことになるのですが、彼女は仏には全くもって関心がありません。

そこで今回、条件が提示されました。

寺一件につきパン屋一件をめぐる。

嫁さんは大のパン好き、特に天然酵母を使った手作りパンが大好物で奈良には結構隠れた有名店があるという。

嫁さんが仏に興味がないように、僕はパンなどどれも大差はない(カレーパンは好きで鶯パンは嫌いというジャンルでの差は明確に持っている)と思っています。

とにかくこの条件を飲むしか道はないので、今回の見仏はどっぷり一人で仏と対話する旅ではなく、前回の奈良見仏ツアーを回顧しながら、観光を交え、夫婦で仲良く楽しむ奈良の旅と甘んじました


夫婦たるものお互い様の精神が大事です。(と肝に命じる。)

ちなみに、このブログではパンのことは書きませんので、ご興味ある方はこちらをどうぞ

さて、朝4時に起きて支度をし、東京を6時23分発のひかりでいざ出発。


:駅弁この鳥めしを選んでしまう。大して美味しいわけでもなくむしろまずい。でもそんなのが電車の旅には良いのです。

9時14分京都着、近鉄で奈良へ。

生憎、天気がわるく、天気がわるいと嫁さんの機嫌もわるい

小雨のなか、近鉄奈良駅からとぼとぼ歩いて今回のベースキャンプ「サンルート奈良」へ一旦荷物を預ける。

ここは猿沢池から南に3分ほどの見仏には最適なロケーションのビジネスホテルです。

クラシックホテルとして有名な奈良ホテルにも近く、そのコーヒーラウンジで一服。

こんな優雅なホテルであれば雨の古都もまた良しと思うのですが、嫁さんはやる気なく、ウェイトレスの無愛想な態度に矛先が向かう。


:奈良ホテルです。明治42年創業、歴代の皇族の方々も利用されている。


:重厚感高く美しいエントランスです。


:階段ってなんでソソラレルのだろうか?



雨は止みそうもないので、嫁さんをなだめつつ東大寺へ。

誰がなんと言おうと、南大門の仁王像(運慶・快慶とその仲間達作)からスタートです。これだけは譲れない。

「いつみてもとにかくでっかい南大門」

前回はここで1時間ほど、あっちこっちの角度から仁王像と門を眺めていましたが、今回は1分で通過

「あんたー、大仏に会いに来たんでしょ!早く行くよ!」

まあそうなんですが、仁王さんも大好きでして・・・・

今回の趣旨をもう一度自分で確認しながら嫁さんの後ろを追っかける。

大仏殿へ入り、ご挨拶をし、ガイジンさんグループが柱の穴で興奮しているのを眺め、お土産屋を物色。

ここのグッズコーナーはコマゴマしたものが多く実に楽しい。

だいぶ嫁さんも限界に近づいてきたので二月堂、三月堂はあきらめ市街へもどる。

下下味亭吉茶という喫茶店で一休み。ここの野菜カレーが実においしいのです。


:いざ大華厳世界へ


:グッズコーナーの面シリーズ


:グッズコーナーの鹿たち


:まだ現役の記念メダルマシン。モニタに映しだされたグラフィックがどこか寂しい。


:鹿ちゃん。お腹すいた?


:下下味亭吉茶 南大門から程近くにありガラス張りの明るいお店


:しっかりしたスパイシーさとトマトの酸味がトレビアン

そして、前回夏休みで立ち寄ることができなかった飛鳥園へ。

飛鳥園は仏像写真界のパイオニア、小川晴暘氏が創業した今で言うところのフォトプロダクション。仏像関係の書籍に使われる多くの写真素材の版元です。そのショップ兼ギャラリーとなっています。

つまり仏像ブロマイドが大量に売られているのです。

大興奮で入店し、仏マニア涎垂の美しい作品にもうウハウハ

お金があれば大判の写真を大量購入し家のあちこちに飾って毎日眺めたいものです。そう、小さい頃、明星の付録のアイドルポスターを自室に貼ったように。

とはいえ資金も限られるのでA4サイズのモノクロパネルを5枚購入しました。

「飾るも良し、眺めるも良し、あをによし」



:エントランス。至高の仏フォトが満載!たまんねー。


:左上段から、向源寺十一面観音の後ろ姿/中宮寺如意輪観音/秋篠寺技芸天/薬師寺薬師如来の印/戒壇院広目天。どれも絶品です。


:裏手に美しい中庭があります。天気良い日は仏ブロマイドを眺め、コーヒーでもすすれば至福。

興福寺までもどり国宝館へ。

やはり一番人気の阿修羅は八部衆の中でもスマップのキムタク的存在なのですが、あらためて見ると、どうも他のメンバーと差異が目立ちすぎる。

阿修羅意外は同じ意匠の鎧をまとっているのに対し、彼は袈裟状の薄い布を身に着けているだけ。また靴ではなく下駄を履いている。

キムタクといえども他のメンバーと衣装まで変えることは許されないはず。八部衆といっても彼だけがやはり別格なのか?本当はこの8体が同じように作られたものでなく、阿修羅だけが別のところで作られ後から合流したものなのではないか?その辺のこと詳しい方、是非教えていただきたい。

館内には多くの仏が並ぶが、そのなかでも強い生命感を感じたのが、木造仏頭。

今は頭しかないが大きさ約1メートル。前面部の螺髪は多くが抜け落ちている。しかしその顔の表面からは照明が強く反射して光輝く。もとは西金堂丈六釈迦如来の尊頭、鎌倉期の作で慶派の持つシャープさを持っている。とってもハンサムです。

図録によれば「この像の眉間からは自然に光が発せられたので白毫は付けられなかった」と書かれていた。なるほどたしかに。しばし見惚れる。僕もこんな生き生きとした仏が彫れるようになりたいものです。

国宝館には阿修羅だけでなく素晴らしい像が満載です。

2回目、3回目と訪れるたびに新たな発見があります。


:八部衆 阿修羅像だけ別衣装


:仏頭 その生命感を是非実物で

2日目へ続く。

■リンク
奈良ホテル
飛鳥園
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| 奈良・京都を見仏する | 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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