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7/9(月)後編 室生寺>長谷寺
日経おとなのOFF6月号で楽園写真家の三好和義さんが室生寺の仏のみごとな写真が掲載されていて、是非とも見仏したいと願っていました。
遡れば仏像写真の大家、土門拳の古寺巡礼の原点となったお寺さんです。

午前中に法隆寺と中宮寺を満喫したあとJRで室生口大野へ移動。

駅前のロータリーにはタクシー2台、運転手のおじさんはタバコ吸って暇そう。
レンタル自転車と荷物預かり所は廃墟となっています。

昔は準メジャーの観光地だったのでしょうが、自動車時代、地方の駅前は寂しいです。
地元の女子中学生とバスを待つ。次発まで30分あまり。

駅前ロータリー
:駅前ロータリー 寂しい・・

バスは室生川にそって山道を上ります。運転手をあわせて3人しか乗っていない。

女人高野、しっとりとした山寺の門前。
入り口近くのお店でおばちゃんがしきりに回転焼き(奈良だとこう呼ぶのかな)なる緑色した大判焼を勧める。

回転焼きと室生川

表門の前には室生川を渡る真っ赤な太鼓橋を渡ります。
参拝受付は人が4人もいて、寺の規模がわかります。

仁王門をくぐり寺内へ。

急勾配の石段、その先に金堂があり、深い緑につつまれた山寺の雰囲気があります。

室生寺石段

金堂内には、釈迦如来を中心に5対の仏とその前に薬師如来の眷属である十二神将がならぶ。この十二神将が、傑作中の傑作。1メートル足らずの像だけど、どれも表情豊かでポーズも面白い。白木の彫りも精細で美しい。
ただ堂内が薄暗く、目が暗さに慣れるまで時間がかる。

本堂には女性らしい如意輪観音、その置くには国内最小という五重塔が。そこで老夫婦と写真を撮り合って、しばしお話をする。

五重塔

そこから続く奥の院まで、急勾配の細い400段の石段が続きます。老夫婦は足が悪いので先には行けないとのこと。

奥の院へ

相当な樹齢の杉の林間をゼイゼイ息を切らしてをたどり着く。
絶景が望め、山の空気が最高ですが、ここには特に拝観すべき(できる)仏はありません。

下山し、回転焼きおばちゃんに捕まって、バスを待つ間に頬張る。ヨモギをたっぷり練りこんであり、すっと疲れが取れる。

回転焼き
:1個80円だったかな。

さて、次は室生口大野から2つ奈良方面に戻り、長谷寺を目指す。

長谷寺っていうと鎌倉のお寺さんを思い出すが、実はここ大和初瀬が総本山であると知ったのは、小学館、週刊「古寺を巡る」第7号でした。

本尊十一面観音立像の堂々たる姿。写真でみてもその迫力たるやすさまじい。必見の仏であります。

駅前から、またトボトボと参道を歩く。人はあまりいません。
途中そうめんを目玉にした食事どころ兼お土産屋が何件か軒を並べています。

拝観料を払い、仁王門を抜けると、山の傾斜に沿って登廊(のぼりろう)が永遠に続きます。
と、突如スピーカーから、お寺の紹介アナウンスが流れ、場末の観光施設っぽい演出。
女性の軽やかな声でお寺の縁起やお花の解説がながれます。
不倫カップル(かどうかは不明)が僕の後ろから上ってきます。
小雨の中、アジサイが辺りを埋め尽くし、とてもきれいです。

登廊

で登廊を2度ほど曲がって、正堂に到着。イケメンの若いお坊さんと目が合って、失礼しますと中へ。

本尊、十一面観音菩薩立像とご対面。

どひゃー!!!!!!!!!!!
でたー!!!!!!!!!!!


と驚きながらも、周りの状況がおかしい。

数名の男女がぐるぐるとすごい勢いでこの正堂の周りを回っている。百度参りというものか。
それにしてもすごいスピードである。
となりではおばさんが汗ダクダクでお経をこれまたすごい勢いで唱え、逆側では車イスのおばあさんが浪曲のようなものを大音量で口ずさんでいる。

ここは長谷寺信仰の大霊場であるんだと実感する。
僕みたいな、観光・鑑賞目的の半端者が来るところじゃないって怯んでしまう。

しかし、再度十一面観音と対峙すると回りは僕の視界から一切消え、そのパワーに圧倒される。

10メートルを超える木造仏。
全身金ピカ、そして効果的なライトアップの演出。

拝観する通路は幅2メートル程度。
ここから見上げる。
彼は僕を見下す。

あまりにでかすぎて全身を一度に把握することはできないが、通路後ろに背をもたれ掛け、しゃがんで見上げれば、さらに目がばっちり合う。

優しさだけではない、すさまじい慈悲パワー
に時間を忘れてしまいました。

脱力。

礼拝堂からの眺め

アジサイ

十二神将ポストカード
:室生寺の人気者 十二神将ポストカード 長谷寺は放心状態でお土産買うの忘れた。

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| 奈良・京都を見仏する | 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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