CATEGORIES
RECOMMEND
仏像 (山溪カラー名鑑)
仏像 (山溪カラー名鑑) (JUGEMレビュー »)
小川 光三
ちょっと値が張るが、めちゃくちゃ充実の仏フォト。全国家庭に一冊。
RECOMMEND
美術ガイド 新 全国寺社・仏像ガイド (美術ガイド)
美術ガイド 新 全国寺社・仏像ガイド (美術ガイド) (JUGEMレビュー »)

その名のとおり全国のローカルな仏まで抑えています。死ぬまでに制覇できるか?
RECOMMEND
仏像の見方ハンドブック
仏像の見方ハンドブック (JUGEMレビュー »)
石井 亜矢子
僕が見仏に目覚めた1冊。いまはトイレに置いて毎日パラパラと。
RECOMMEND
BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌]
BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌] (JUGEMレビュー »)

仏像の魅力をわかりやすく、カッチョよく、ライトに紹介。仏像カードもタマンナイ!?
RECOMMEND
見仏記
見仏記 (JUGEMレビュー »)
いとう せいこう,みうら じゅん
あー、彼らのように楽しく見仏したいね。いつまでも。
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
<< 京都市中散策とシメの見仏は醍醐寺(5/2) | main | 六十二回 仏像彫刻教室 >>
たくさんの仏様呼んじゃいました/三井記念美術館


平城遷都1300年記念 奈良の古寺と仏像展 會津八一のうたにのせて:東京展
オフィシャルサイト

日本橋三越本店横の三井記念美術館で7月7日より始まった仏像展に行ってきました。

三井財閥も「遷都1300年だね〜不況だけど、何かうちらもやっとく?」というノリで開催に至ったのかは定かではありませんが、とにかく仏像総数46点(国宝2点、重要文化財33点含)というスケールで、中には普段間近に見ることは不可能な仏さま達がお待ちかねなのであります。


まだ真新しい三井タワー1階アトリウムでは、あの飛鳥園さんの写真展をやってます。



巨大なパネルにプリントされたメジャーな仏の数々。
飛鳥園の創始者、小川晴暘さんの没後50周年ということのようです。

で、入場チケット1200円(WEBサイトに割引チケットあり)を買って入ります。

エレベーターは三井の歴史を思わせるクラシックな仕様です。

第一展示室&第二展示室。

金銅仏が並びます。

あまり食指が動きませんが、奈良正暦寺の薬師如来倚像は、深大寺の宇宙的な釈迦如来倚像にそっくりなスタイルの白鳳仏。涼やかな表情でよいです。

第三展示室には會津八一の歌書があり、これを抜けた大きな第四展示室に入ります。

壁面にガラスを隔てて仏像がズラーっと並んでいます。

東大寺真言院地蔵堂から四天王。
1メートルサイズですが鎌倉時代のパリッとした作りです。玉眼のイケメンです。
保管状態もよろしく増長天の衣には切金の紋様が美しく残ります。

地蔵菩薩を挟み、出ました!五刧思惟阿弥陀如来坐像(重文)

五刧という長い時間を費やし我々を救済するべく、アフロヘアーになってしまうまでアイデアを練りまくった強烈な姿。

五刧思惟阿弥陀さんは、東大寺北にある五刧院の仏像が有名ですが、こちらは東大寺阿弥陀堂からの来訪です。姿は五刧院のものとそっくりですが正面で合掌をしています。

腿の衣紋などはケーキのようにふんわかしています。

「劫」とは、大きな岩に3年に一度天女が舞い降り、袖で岩を払い、その岩が磨り減るまでの時。五劫なので×5倍の時間というハチャメチャな設定。
ガラス越し50cmの距離まで近づくことができるので、アフロの盛り上がりを数えると螺髪8個分あります(笑)

初めてお会いしました。
非常にありがたいお姿です。

唐招提寺からは、赤童子立像という制多迦童子のような小像が秀逸です。

第五室には仏具が並びます。
興福寺、西大寺、般若寺から集められた仏舎利が見ものです。

第六室には、また會津八一氏の歌書があり、いよいよクライマックスの第七室。

出ました!

室生寺の釈迦如来坐像(国宝)!

弥勒堂に安置されているこの像、引き締まった慈愛の表情がたまりません。重量感ある白木の姿が、まさしく神々しいパワーに満ち溢れています。



室生寺では、お堂の暗がりにボンヤリとライトアップされた姿を遠目に拝むことしかできなく歯がゆい思いをしましたが、今日は真正面50cmの距離から、おでこをガラスにくっつけてばっちり凝視できます。

めくれた上唇の表現が生々しく、深遠なる慈悲の眼差しを真正面から受け止めます。
美しい衣紋は、鑿で迷い無く、一筋で彫られたものか。紋様を真近に見つめていると軽いめまいがしてきます。

このイベントの主役です。

お隣には橘寺からの伝日羅立像。
刀の刻みも鋭く、頭に知恵がつまりまくっていて素晴らしい。

ふと、展示室一番端に、どこかで見た如意輪観音さん。

間違いない!2009春の奈良見仏ツアーで訪れた奈良元興寺の如意輪ではないか!

現地では、小さな厨子に収められ、小技の効いたライトアップがなされていたが、
今回は裸ん坊にされ、ちょっと寒々しい感じでした。はやくうちに請来したいです。

このイベント、どこかしら奈良のお寺さんから借りれるブツは借りてきちゃえ的な雰囲気は否めません。しかしながら通常の見仏では拝観できない、あるいは、わざわざ行く機会の無い、あるいは、お寺さんも大見得切って開帳しても集客できない、たくさん仏像に出会えます。

9月20日までやってます。


:限定おみやげ五刧思惟阿弥陀如来坐像クリアファイルは380円


:三越本店では入江泰吉氏をかついでいます。(7/20まで)
スタンプラリーでもらった入江ファイル(ミニサイズ)


根津美術館では7/10〜8/8まで曼荼羅出してます。最近この手も好きです。
Share |
| 関東・その他で見仏する | 03:10 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
私も早速行きました!
良かったですねえ。

五刧思惟阿弥陀さんの顔がむくんでた!!!

後期数点入れ替わりますね。どうしようかな〜
| きよ | 2010/07/21 4:35 PM |
根津美術館の仏たちも気になりますよねえ。
| きよ | 2010/07/21 4:36 PM |
きよちゃん

思いっきりむくんでましたw
9月までやってますから気が向いたらいけばいいですね。
| ちゃんぶー | 2010/07/24 1:44 AM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kenbutu.chan.boo.jp/trackback/1042293
トラックバック