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日光(輪王寺/東照宮/二荒山神社)
雑事に追われ慌しく過ぎる毎日。皆様いかがお過ごしでしょうか。

「最近、見仏してないなー。

でっかくて、パワフルの仏像見たいなー。」

このままでは仏パワーが不足して年が越せない!

とは大袈裟ですが、代休を利用して日光へ半日ツアーにいってきました。

朝5時にすくっと起き(会社であればそうはいかない)、東武伊勢崎線北千住発6:32東武日光行きに乗り込みます。ここから約2時間片道1,320円で日光参り。


:始発駅から終着駅まで


:もうすぐ日光。空気が透き通っている。

ほげほげしている間にあっという間に到着。

冬の日光。あー寒い。

寒さ対策にイトーヨーカドーで入手したモモヒキを装備。これがパツンパツンで歩きつらいのなんの。

月曜ということもあって朝の日光は人もまばら。ようやく街も目覚めはじめたところ。

歩くこと30分で世界遺産日光に到着。


:日光への入り口「神橋(しんきょう)」


ワールドヘリテージです。

今回の目的の仏像は、日光輪王寺三仏堂のビッグサイズの仏ファミリーです。

日光の社寺は、東照宮、二荒山神社、輪王寺の「二社一寺」で構成されています。

二荒山神社は、霊峰二荒山(ふたらさん・男体山)を御神体山と仰ぐ神社で、日光の氏神様。
二荒(にこう)が語源になって日光(にっこう)となったとのことです。さらにこの二荒(ふたら)は「観世音菩薩」の住処である「補陀落山(ふだらくせん)」と似た地という所以から・・もうどうでもいいですね。

で、輪王寺は奈良時代のお坊さん勝道上人により開創されたと言われているお寺。


:この人が勝道上人。たくましくカッコいい!

そして日光東照宮は徳川家康の霊廟であり、家康を神格化した東照大権現をお祀りしています。(詳しくは関連書籍やWikipediaを参照されたし。)

さて、受付で共通券1,000円を買います。

売り場の巫女さんが深キョン似。テンションあがっちゃいます。


:お得な共通券

お堂に近づくと何やらお寺の方が大勢掃除をしている。

朝から精が出ますなー。

「今日はススハライですので、午後からいらしてください。」

あらら。そうします。

気を取り直し、先に順路東照宮へ。


:杉の大木。すべてが神木である。


:東照大権現・・家康さんのこと。






:仏ではないがかっこいい。



絢爛豪華としかいいようがない大将軍のお墓ですが、陽明門の装飾にはいろんな人物や竜やら象(息?)やら麒麟・・・etc、よくよく見れば、どこかしらユーモラスな意匠が多いです。三猿にせよ眠り猫せよ彫刻の類はファンキーです。なんでですかね。




:ムキャー!!!!


:目がエロい

本殿内部は平成25年までの大修理中でところどころ養生が貼ってあり、やや趣に欠ける。
そして何より足が凍るように冷たい!
靴下二重履もまったく通用しない。5分でリタイヤ。


薬師堂には鳴龍のパフォーマンスがメインコンテンツですが、それには興味なく。お寺の人は、極事務的に拍子木を打って説明するけどどうでもいい。

目指すは薬師様。
薬師どこ?薬師どこ?・・・ご本尊は厨子の中。

十二神将、日光月光菩薩が並んでいますが、これまたユーモラス。
とはいえ、ここも足の冷えが一瞬にして、からだ全体を凍えさせる。撤収!


:来年は年男。



来年の寅の絵馬を土産にして、二荒山神社へ移動します。


:東照宮から二荒山神社へ続く道。この道がすきです。ただ工事中。

神社なので、基本的に見仏すべきポイントはありませんが、境内奥の大国殿がにぎわしい。

大国で大黒天様を祭っています。幸福を呼ぶ神様ですが塑像の表情はニヒル極まりない。
「おまえなんぞに幸福は分けてやんない」と云っているよう。
オリジンのヒンドゥーでは青黒い身体に憤怒相をした護法善神なのだそうです。



入り口の看板には、「千二百余年の眠りから目覚める幸福の鈴の音『三鈷鐃』(さんこにょう)」とある。
三鈷鐃?QRコードがあるので、読み取ってみます。



「シャカシャカシャ・・」

へー。着メロにする?
僕はやめときます。
お試しされたい方はどうぞ。



とにかく福を招いてくれる大黒天様。
打ち出の小槌3本を振りまわし、年末ジャンボは必ず1等を当てていただくようお願いをしておきました。

みなさま乞うご期待!!

またこの大黒天様はお菓子の神様でもあるようです。
五穀豊穣、お米の神様だからかな??


:お菓子占い(爆)しかも「せんべい」は、「あぶない」「良縁危機」とはこれいかに。

二荒山神社を出たところには、常行堂というお堂があります。

「拝観無料 宝冠五智阿弥陀如来」

靴を脱ぎ(もう勘弁して)、そそくさと中へ。
宝冠をかぶった珍しい阿弥陀様。定印を結ぶ。像高50cmくらいでしょうか。
この阿弥陀様を中心に四方の脇侍(菩薩様ですが、菩薩さんかな)もコンパクト。
みんな鳥獣座に座り、曼荼羅フォーメーションとなっています。


:常行堂外観

さて、日光山の最西部にある、徳川3代将軍家光を祭る大猷院(たいゆういん)へ。
この場所は、緑が多い見晴らしの良い場所にあり僕も大好きなエリアです。
そしてそして、この大猷院には、仁王門、二天門(雷門)、夜叉門と、イカツイ系の面々が守護する3門があり、どれもイカス面々(通称イカメン)です。

まずは、大猷院の入口で第一の門である仁王門。 間口8.2m、奥行き4.6m。



門の両脇を守っているのは、高さ3.2mの仁王像は色彩鮮やかで力強い。
美しい天衣。そして特徴的なのがヒゲです。エイヒレのようなヒゲ。






:ヒゲに注目

階段を上ると、第二のゲート二天門(雷門)。幅9.6m、奥行き5.64m。
正面向かって左を守るは持国天、右を守るは広目天。背面には風神・雷神が配置されています。
こちらもちょうど煤払い中でしたので、柵をはずしている隙間から邪鬼を激写!
風神・雷神は小ぶりですが目がイッちゃてて怖いです。









第三のゲートは夜叉門。高さ8.2m、奥行き5.5m。
正面、背面4体の夜叉たちががんばって守っています。
赤レンジャーの毘陀羅像、グリーンレンジャーの阿跋摩羅像、ブルーレンジャーの烏摩勒伽像、ホワイトレンジャーの健陀羅像。
鳥山明はいってます。


:毘陀羅像


:阿跋摩羅像


:烏摩勒伽像


:健陀羅像

本殿は狩野一門の合作といわれる見事な襖絵、天女が舞いキンピカ浄土世界。
おじいちゃんの墓に負けていません。



お昼を過ぎ、残すは今回のメインイベント三仏堂。
めっきり冷え切った体を境内端にある喫茶店に入りコーヒーで温めます。
今日はさすがに観光客も少なく、店内ひとり。
品の良いマダムひとり。BGMはなぜかヨーデル。



最後のチケットを渡して、いよいよ三仏堂に潜入。
もう煤払いは終わっています。

入ってすぐに開山勝道上人の像。
彫眼の瞳がスルドク光っている。

本堂を右手からぐるっと回って、階段を下り内陣へ。
三仏並ぶ、右手の千手観音の脇を通って、正面へ。

この三仏の家族構成は、
男体山(2,486メートル)=新宮権現=大己貴命(おおなむちのみこと)=千手観音
女峰山(2,464メートル)=滝尾(たきのお)権現=田心姫命(たごりひめのみこと)=阿弥陀如来
太郎山(2,386メートル)=本宮権現=味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)=馬頭観音
となっています。


:三仏ポスター。」

山岳信仰から生まれた神教と大陸から入った仏教が融合した神仏習合が起こり、本地仏として表された姿であります。

3体ともに8メートル級の大仏で桂の寄木造り、キンピカボディ。
ともに頭が大きめでボディはムッチリとした重量感がある。
3体並んだその御姿は大迫力です。

千手観音のお父さんだけど非常に女性的。
阿弥陀如来のお母さんは端正な顔立ちだがこちらも女性的。
馬頭くんはやんちゃなガキ大将。

期待通りのデカさ、キンピカ、
仏パワーいただきました!

しかし内陣からは三仏をぐっと見上げる形になるので、5分も見上げていると首が痛いです。

冬の日光は、

・寒さがつらい
・トイレがちかい
モモヒキがきつい

それぞれの対策を。


:日光金谷ホテル謹製、百年カレーパイ315円。うまいです。

■リンク

日光東照宮

徳川家葵の紋がロゴに光る!ひかえおろー!ははー。
黒をバックにした高級ホテルのようなホームページです。
ここは家康さん専用の永住型ホテルですね。
「日光杉並木オーナー制度」の案内もあります。

日光二荒山神社

「神橋ライブカメラ」が売りみたいですけど、基本的に車びゅんびゅん通っているだけ・・
祭日はにぎわう様子が見れるのでしょうか。。見てどうするんでしょうか?でもずっとみていると何かシミジミする。

神橋スペシャルサイト!

近年の大修復は一大イベントだったにせよ、往復で300円とは。
サイトには、立派なバナーや掲示板までありますが、どこまで必要なんですかね。

日光山 輪王寺

音ができます。(これによって読み込みが遅い!重い!)
昔よく流行ったとうか素人芸というか。まあ味があっていいんですけど。
そしてトップページはでかでかと「御朱印帳」の捜索願が出ています。大事なのは良くわかりますけど、それをオフィシャルサイトのTOPにどーんと出すことに輪王寺さんの深い慈悲を感じます。

NIKKO JAPAN

二社一寺の境内、寺内施設の詳細ガイドがあります。
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| 関東・その他で見仏する | 23:43 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
こんにちは
先日はカキコをもらってありがとうございます。

日光懐かしいです。
子連れだったのでゆっくり見ることができず
また機会があればガイド付きで見物
したいと思ってます。^^

今の時期、とても寒いのでしょうね〜

| tomo | 2009/12/22 4:17 PM |
tomoさま

こんばんは
恐れ入ります。

ガイドつきツアーがあるのですか。ガイドさんの解説があれば理解が深まりますよね。
僕もちょくちょく団体ツアーにまぎれて解説を聞きます。
是非仏像専門のガイドさんにお願いしたいです。
| ちゃんぶー | 2009/12/22 11:48 PM |
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